皆さんは体に良いと言われる
ビタミンBをご存知でしょうか?
多くの方は、名前を聞いたことがあると思います。
しかし、普段の生活で「よし!今日はビタミンBを多く摂ろう!」
と考える人は少なく、そしてビタミンBにどのような効果があるのか知っている方もまた少ないはずです。
今回は、ビタミンBが持つ効果の中から眼に良い
効果についてお話ししていこうと思います!
◆ビタミンBが持つ効果とは?
ビタミンB群と言えば、皮膚粘膜の健康を維持する効果、動脈硬化などの
改善効果、つわりの軽減、新しい血液を作る材料として有名な栄養素です。
皮膚粘膜の健康と言えば、手や髪などを思い浮かべる方も多いと思いますが
ビタミンB群は意外なことに眼に良い効果も持っています。
眼に良い栄養素と聞いて皆さんが思い浮かべるのはビタミンAや
アントシアニンだと思いますが、実は眼にも良いのです。
それでは見ていきましょう。
◆何故、眼に良いのか?
ビタミンB群に含まれるビタミンB1には眼球を支えている
周りの筋肉をほぐす効果が期待できます。
その効果をもっと深く見ていくとビタミンB1には本来
小腸の中で栄養を吸収しやすくする働きがあります。
よって、これが不足すると心臓や腸などの大事な器官にばかり栄養を運び
髪や眼などの遠いところにある器官に栄養を運ぶことができません。
栄養が運ばれない髪や眼の細胞は、新しい細胞を
作ることが出来ずにそのまま固まってしまうのです。
つまり、ビタミンB1を摂取するということは新しい細胞を作り
頭部周辺の筋肉をほぐす効果に期待が持てるというわけなのです。
また、冒頭で説明した皮膚粘膜の健康を維持する効果によって
眼の粘膜の健康を保つ効果にも期待がもてます。
私たちは普通に生きているだけでも
日々いろいろな雑菌や細菌が付きます。
眼の粘膜は、このような菌から日々眼を守っている役割を持っているので
眼の粘膜が不足するということは、眼に傷をつけて眼を不健康にするということに繋がるのです。
さらにビタミンB群の中のビタミンB12には、妊婦の方にも嬉しい効果も
持つことで有名な葉酸と一緒に新しい血液を作る働きに期待が持てます。
この他にも、神経の機能を健康に保つ効果を持っており
その神経の中には視神経も勿論含まれています。
この視神経は、何らかの障害を持った時に視界の中心が
黒くなったり、視野の半分が黒くなるという状態になることも
確認されておりますので、やはりビタミンB群は
積極的な摂取が必要であると言えますね!
日々の生活で何を食べるかというのは自然に自分が好きな食べ物などで決めることが多いとは思いますが、たまには成分も気にして選んでみてはいかがでしょうか?