日本はとにかく高齢化で、社会福祉の国家予算は大半がジーサンバーサンに使われています。
それでも日本は意外にも利用価値のある制度がたくさんあるんです。
そのうちの一つ、失業保険について今回はご紹介。
とにかく日本人は政治や地方自治体への興味関心が薄いように思います。
「国は何もしてくれないから、住民税も払いたくないし年金も払いたくない」
私は今年で30歳になりますが、同年代でそういった人はしょっちゅう見かけます。
国と個人の間の溝を認識する場面はこれまでたくさんありました。
それもそのはずで、選挙に熱心なのは高齢者でマニュフェストに高齢者向きの物を組み込めば、目の前が開けるとなれば政治家はどうしても高齢者の票を集めたくなるもの。
だから若者は選挙に行かない。この負のスパイラルが現状として横たわっています。その話は別として。
私は先日、失業手当をもらいました。約30万円。
失業手当をもらうには様々な条件(雇用保険に加入していたことや、年齢、勤務期間、退職理由、再就職日など)がありますし、読むとうんざりしますが、大体の人がもらえます。
額の大小はもちろんその条件に従って変動しますが、絶対にもらうべきです。
正直言えば管轄のハローワークに行って、失業を申請し数週間に一度、就職活動の報告をすればいいだけです。
もちろん書類の提出や記入は少し面倒ですがそれでまとまったお金がもらえるなら、時給換算すれば下手なアルバイトよりよっぽどまし。
日本は国民が知らないだけで様々なサポート制度や講習会、
セミナーなど無料でたくさん行っています。
それを知らずに「日本は国民に優しくない」などとほざくのはナンセンス。
納めるお金はきっちり収めて、頂くものはしっかり頂く、これが私と日本の付き合い方。